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1番でご紹介した井上さんの1年後の声です

ふくしま福祉サポーターズ!

10番本日の訪問先 (社福)いいたて福祉会
特別養護老人ホーム いいたてホーム(飯舘村)

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おばあさんと笑顔で話す井上さんの写真

井上 祥行さんの写真

福岡県福岡市出身
井上 祥行 いのうえ よしゆき さん(29歳)

平成26年4月
飯舘村の特別養護老人ホーム
いいたてホームに就職

保有資格

介護福祉士
ホームヘルパー2級
ガイドヘルパー

いまだ避難指示区域にある飯舘村の職場に川俣町から通勤しています。福岡から2泊3日かけて運転してきた愛車で、県内各地の自然を満喫するドライブが楽しみ。

問1 福島県の介護職として1年間働いてみていかがでしたか?

 ここでしかできない経験ができた1年間でした。利用者さんとの言葉や文化の違いが壁になることもありましたが、むしろ違いを吸収してしまうことがここに来たことの醍醐味だと思えるようになりました。つい先日、福岡の新聞社の方が取材に来て「すっかり地元のイントネーションになっている」と驚いていかれました。正直なところ、仕事を始めて2~3ヶ月は自分の気持ちをうまく出せなくてホームシックになることもあったのです。みんなと打ち解けられるようになったきっかけは、夏祭りのイベントでした。任せてもらった企画がうまく盛り上がり、楽しい気持ちを共有できたことがとてもよかったと思います。

すっかり溶け込む井上さん、話し合いも和やかな雰囲気です

問2福島県での生活はいかがですか?

 飯舘村は、ともかく自然が美しいです。もっと利用者さんと四季折々の景色を一緒に見に行きたいと思うのですが、今のところ原発事故の影響で近所を散歩できるまでには至っていません。今年の桜の季節には、相馬市まで足を伸ばして利用者さんたちとお花見ドライブをしました。認知症で私の顔や名前をすぐに忘れてしまう利用者さんが、お花見から帰ってきた後も「今日はありがとうね」と笑顔を見せてくれたことがとてもうれしくて印象に残っています。

おじいさんの車いすを押す井上さんの写真

問3これから福島県の介護職を目指す方にアドバイスを!

 車さえあれば、福島は意外と便利な場所です。福岡からだと東京は飛行機の距離でしたが、福島からだと車で移動することも可能です。いつかは東京マラソンに参加したいと思い、地元のマラソン大会に参加したりしながら仕事の合間に身体を鍛えています。避難指示区域が解除されるタイミングによっては、職場のある飯舘村に定住してもいいなと思い始めています。