福祉のお仕事発見バスツアー(いわき駅発着いわきコース)レポート

 2026年8月1日(土)に、「福」島の「福」祉の魅力に触れていただくための、福祉のお仕事発見バスツアー(以下、「バスツアー」)を開催しました。
 福祉のお仕事を探されている方はもちろん、移住に重きを置いてバスツアーに参加された方など様々な方にご参加いただいたバスツアーのレポートをお届けします。

■当日のスケジュール

9:30 いわき駅集合・出発
9:45~11:15 特別養護老人ホームオンフール双葉 見学
11:30~12:50 道の駅よつくら港 昼食・お買い物
13:00~14:15 指定障害者支援施設東洋学園 見学
14:30~15:30 福祉の職場合同就職説明会~福祉のおしごとマルシェ~いわき会場 参加
15:30 解散

 当日は、5名の方にバスツアーにご参加いただきました。
 いわき駅で集合し、まずは特別養護老人ホームオンフール双葉に向かいます。

■特別養護老人ホームオンフール双葉

 いわき市にある社会福祉法人博文会 特別養護老人ホームオンフール双葉(以下、「オンフール双葉」)に訪問させていただきました。
 「オンフール双葉」は、元々は双葉郡浪江町で特別養護老人ホームを営んでいましたが、東日本大震災と原発事故の影響で町内全域に避難指示が出され、休止を余儀なくされました。
 平成28年4月に、災害復旧施設としていわき市内に新たなオンフール双葉が開所され、震災当時双葉郡に居住していた方を中心に、介護が必要な高齢者の支援を行っています。

 まずは施設の概要説明のあと、施設内を案内いただきました。

 令和5年度からオンフール双葉で取り組んでいる「想いを叶えるプロジェクト」は、『家族と誕生日を祝いたい』『お墓参りに行きたい』といった利用者さんやその家族の願いを叶えるプロジェクトです。掲示されている、嬉しそうな利用者さんの写真にバスツアー参加者も足を止めていました。

 後半は、介護体験もさせていただきました。
 スタンダードタイプの車いすや座位姿勢が保てない方向けのリクライニング車いすなど、いろんな車いすがあることや、ベッドから車いすへの移乗方法など説明をいただきます。職員さんのデモンストレーションを拝見した後は、実際にバスツアー参加者同士で移乗体験を行いました。
 ベッドから車いすへ板を渡すことで、利用者を持ち上げずに移乗介助ができるスライディングボードなどの使い方も教えていただき、介護体験が初めての参加者はもちろん、これまで介護職の経験がある参加者も、施設での介護職の負担軽減のための取組を知ることができました。 

■道の駅よつくら港

 昼食は、道の駅よつくら港でいただきました。
 海のすぐそばにある道の駅で、1階が物産館、2階がフードコートになっています。
 海鮮やラーメン、そばなどそれぞれ食事を終えた後は、1階の物産館でお買い物を楽しみました。

■指定障害者支援施設東洋学園

 午後に見学させていただいた社会福祉法人福島県福祉事業協会は、福島県田村市に本部を持ち田村地区・相双地区・いわき地区で事業を行っています。指定障害者支援施設東洋学園(以下、「東洋学園」)は双葉郡富岡町にありましたが、東日本大震災後に一時、千葉県への県外避難を余儀なくされました。
 現在は、いわき市四倉町に新たに建物を構え、障がいを持つ方の支援を行っています。

 始めに法人概要や法人理念などについて説明をいただいた後は、「フリートーク」と称して、参加者と施設職員が数人ずつに分かれて歓談しました。お茶をいただきながら、働き方や法人内でどんな職種・仕事があるかなど、少人数ならではのリラックスした雰囲気の中で話すことができたようです。

 施設内の見学では、食堂なども見せていただきました。
掲示してあった今週の献立は、地元でとれた野菜などを使っていて、栄養バランスを考慮しながらも、入所されている方が楽しく食事が出来るよう工夫されている様子が見てとれました。

 最後は、いわき産業創造館『LATOV』で開催した、福祉の仕事合同就職説明会~ふくしのおしごとマルシェ~へ参加しました。
 高齢者施設や障がい者施設等を運営する16法人が出展した説明会では、バスツアー参加者の方もいろいろな施設と話をしていました。
 また、説明会にはいわき市担当の移住コーディネーターにもご協力いただき、県外から参加された方は、具体的な住まい情報や移住した際の支援の情報などを熱心に聞かれていました。

 本会では、これからも福島県相双地域等や福祉施設を知っていただくためのイベントの開催を予定しています。
 イベントの開催情報は、ホームページやSNS(Instagram、Facebook)をチェックしてください。