社会福祉法人南相馬福祉会 特別養護老人ホーム梅の香(南相馬市)

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今回の訪問先社会福祉法人南相馬福祉会
特別養護老人ホーム梅の香(南相馬市)

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長野県から来ました。
今年の1月に長野県大町市から福島県南相馬市に引っ越してきました。長野県大町市は標高3,000m級の山々が連なる北アルプスや仁科三湖と呼ばれる湖、多くの温泉スポットがある自然が豊かな場所です。電車が1時間に1~2本しか走っていないとか自然が多いところなど、生活環境が南相馬市と似ている部分も多くあったので、引っ越した後もあまり違和感なく生活しています。
藤澤惠さん藤澤惠さんのプロフィール接続線のイラスト
 
きっかけは東日本大震災
 福島に行きたいと思うようになったのは平成23年の東日本大震災がきっかけでした。震災当時から被災地に対して何か自分にできることはないかと思っていましたが、その時は自由に動ける環境ではなかったためボランティアに行くこともできませんでした。
 それから長い時間が経過しましたが、被災地のために何かしたいという気持ちはずっと心に残っていて、昨年になって環境的にも時間的にも移住できる状況になったこともあり、新たな生活の地に福島を選びました。
 移住先は福島県の相双地域(太平洋沿岸部の地域)にしたいと思っていました。仕事については、過去にホームヘルパー2級(※)の資格を取得してデイサービスセンターに勤務した経験や母親の介護経験があったので、それらを活かして介護の分野で働きたいと考えていました

 ※ ホームヘルパー2級…平成25年まで実施されていた訪問介護員2級養成研修の別称。現在は後継資格として介護職員初任者研修に変更

藤澤惠さんの業務画像1
 
移住コーディネーター、民宿オーナーとの出会い
 福島へ移住するためにインターネットで情報を集めたところ、福島県へ移住したい人の相談やサポートを行う「移住コーディネーター」の存在を知りました。ちょっと話だけでも聞いてみようと思い電話したところ、どんどん話が進んでいきました。そして移住コーディネーターの紹介によって職場見学をすることになり、昨年11月に福島県相双地域にある福祉施設2ヶ所を見学しました。見学先の1つが現在働いている「梅の香」でしたが、震災により人手がとても不足していることを知り、この施設で働きたいと思うようになりました。昨年12月に「梅の香」の採用面接を受けて内定をいただき、今年の4月から介護職員として働いています。
 昨年、職場見学した際に利用した民宿のオーナーとは、宿泊したことをきっかけに今もお付き合いが続いています。引っ越しの時もお世話になり、今でもオーナーが作った野菜をいただいたりしています。何も知らない場所で新たな生活を始めるにあたり、オーナーの支えは本当に心強く感じました。
藤澤惠さんの業務画像2
お世話になっている民宿かざぐるま(南相馬市鹿島区)
オーナーの西沢さんご夫妻
 
介護の仕事と休日の過ごし方
 デイサービス勤務や母親の介護の経験はあったものの、専門的な知識や技術が不足しているのでもっと勉強しなければならないと思っています。今は日々の業務を通じて先輩職員からたくさんのことを教えてもらったり、施設内の勉強会や外部の研修を受講するなど様々な機会を通じて勉強しています。覚えることがたくさんあり大変ではありますが、とてもやりがいを感じています。今後の目標として、介護福祉士の資格をとりたいと思っています。
 仕事が休みの時は近くの公園に行ったり、2本のポール(ストック)を使ったノルディックウォーキングをして健康維持につとめています。今はコロナ感染症の影響で遠くまで出掛けることができませんが、大河ドラマ「八重の桜」の舞台になった会津にはぜひ行ってみたいです。
藤澤惠さんの業務画像3

ノルディックウォーキングをしている藤澤さん

 

 
福島県への移住・就職に関心のある方へメッセージ
 福島に来たい、何かしたいと思っていても、なかなか踏み出せなかったり、どういう風にしたらよいか分からない場合もあると思います。助成金や就職準備金などの制度もあるので、気になっていることがあれば一歩踏み出してとりあえず来てみてください。
藤澤惠さんの業務画像4

 

 

 

取材:令和2年8月