相双地域のいま
相双地域とは
太平洋と
阿武隈高地に囲まれた、
福島県浜通り
中北部の地域です。
相双地域は、福島県浜通りの中北部に位置し、太平洋と阿武隈高地に囲まれた南北に長い地域です。
気候は温暖で降雪も少なく、快適な居住環境です。 また、海・山・川の豊かな自然、様々な農産物・海産物、多様な食資源に恵まれており、「相馬野馬追祭」に代表される歴史や伝統文化も脈々と受け継がれています。
松川浦などの観光スポットも数多くみられるなど、美しい自然、魅力ある人々、個性豊かな文化が調和した魅力あふれる地域です。
相双地域の魅力
魅力 その1
相馬野馬追や
大堀相馬焼といった
伝統あるイベントや工芸品
国の重要無形⺠俗⽂化財に指定されている「相⾺野⾺追」は千年以上の歴史を誇る勇壮な祭りで、3日にわたって甲冑競馬や神旗争奪戦などが行われます。
また、工芸品では300年以上の歴史をもつ青ひびと駒の絵が特徴的な陶器「⼤堀相⾺焼」や、太平洋を表す青い縁取りに町の花の桜があしらわれた双葉町の「双葉ダルマ」などがあり、伝統を感じることができます。
魅力 その2
海の幸や
なみえ焼きそばなどの、
おいしい食べ物
海に面した相双地域らしい「海の幸」はもちろん、相馬市の苺農園では温暖な気候を生かして1月からいちご狩りを楽しめます。
他にも、極太の麺と濃厚なソースが特徴的な「なみえ焼きそば」やミルクアイスの中になめらかなこしあんがたっぷり入った「アイスまんじゅう」など、おいしいご当地グルメがたくさんあります。
魅力 その3
新地町海釣り公園や
天神岬スポーツ公園などの
充実したアウトドアスポット
釣りを楽しめる「新地町海釣り公園」や「松川浦」など相双地域には海を楽しめる場所がたくさんあります。
また、「天神岬スポーツ公園」内にはキャンプ場があり太平洋を見ながらBBQができるなど自然の中で遊べるスポットがいっぱいです。
相双地域の復興状況と生活
放射線が心配だけど、安心して住めるの?
住めます。放射線量の指標である空間線量率も、2022年4⽉時点で2μSv(マイクロシーベルト)以上の地点は数えるほどしかなくなっています。既に避難指⽰が解除されている地域が多く、避難者の多くも戻ってきています。
福島復興ステーション福島県内の避難者数
統計からみた被災地の復興状況 ~東日本大震災と原発事故から10年経過した浜通り地方の復興状況~(https://jsite.mhlw.go.jp/fukushima-roudoukyoku/content/contents/001209575.pdf)参照
住めたとしても、生活インフラは整っているの?
整っています。JR常磐線や、常磐⾃動⾞道、さらに相⾺と福島を結ぶ「相⾺福島道路」も開通しました。現在も復興支援道路として整備を進めている箇所もあります。
生活できたとしても、仕事はあるの?
あります。むしろ働き⼿が⾜りていません。エネルギー、医療、ロボットの研究開発・産業創出拠点の整備を進めるほか、様々な企業の誘致を積極的に行っています。
福島県内における「介護サービス」の有効求人倍率
福島県 有効求人倍率の推移
(https://jsite.mhlw.go.jp/fukushima-roudoukyoku/content/contents/001209575.pdf)参照