16 #県外から就職した方のインタビュー

“人と話すことが好き”を介護の道で

伊藤 慎吾 さん

勤務施設
介護老人保健施設 ガーデニア(いわき市)
就職時期
平成28年6月
取材時期
令和4年1月28日

Chapter.01

介護職になるまでの気持ちの変化

子どもが好きで、高校卒業時は保育士に興味がありましたが、高齢化社会ということもあり、お年寄りに携わる職業がいいかなと思い、介護の道に進むため専門学校に進学しました。排泄介助の実習では、自分に出来るのか不安を感じ、卒業したものの介護とは別な職業に就くこととなりました。あまり人と関わらない仕事の中で、自分は人と話すことが大好きで、ご高齢の方々と接した実習を思い出し専門学校で学んだことを生かすために特別養護老人ホームに転職しました。

Chapter.02

介護職のやりがい

特別養護老人ホームではターミナルケアにも関わり、やりがいを感じていたのですが、介護老人保健施設での家庭に復帰するためのケアにも興味があり勉強したかったので、介護老人保健施設(ガーデニア)で働いている小・中学校の先輩と連絡を取り合う内に“ガーデニア”でも介護職を募集していることを知り応募・就職しました。

普段から、言葉遣いや声の高さに気をつけながら利用者様に不快感を与えないように、また、慌ただしい態度で気を使わせないように心がけています。シンプルですが、ご利用者様が笑顔になる時が自分にとって一番嬉しいことです。自分は冗談を言うのが好きで、話の中でちょっと面白くなるようにふざけることもあります。

達成感を感じるやりがいは、ご利用者様が在宅復帰をされる時です。印象に残っているエピソードとしては、半身麻痺で排泄面に課題があった方が、「家庭に帰りたい」という本人の強い思いで、生活リハビリに意欲的に取組まれ、3カ月で在宅復帰されたことです。特に介護職とリハビリ職で密に情報共有しながら対応しました。その後の生活状態が気になって施設相談員に尋ねたところ、元気に過ごされているということで安堵しました。また、ご家族様の理解を得ることが難しく家庭への復帰が叶わない場合もあるので、ご家族様が前向きに考えられるような関わりを心がけ、ご家族様の理解を得て在宅復帰できる方がもっともっと増えるように、自分も力になれればと思っています。

Chapter.03

一歩踏み出してみて良かった

茨城県からいわき市へ通勤し始めてから、6年が過ぎました。ガーデニアは、働きやすい環境で自分より長く勤めている方が多く、男性の介護職の比率が高いように思います。介護職が働きやすい環境というのが長く勤められるポイントではないでしょうか。ガーデニアはケアマネージャーの取得率が高く自分も刺激を受けたため、今後ケアマネージャーを目指してみたいと思っています。

友人に『介護職』というとビックリして、意外だったという反応をされますが、介護職は人とのふれあいが好きという気持ちがあればできる仕事です。自分も学生時代に排泄介助で躊躇しましたが、就職したらそうした不安は払拭されました。知らない人の排泄介助を行うのではなく、関わりのあるご利用者様を知ってその方を介助するという意識に変わりました。関わる中でその方を理解するということはとても大事なことです。特に若い方は、不安を感じているかもしれませんが、お年寄りが好きで介護に興味があるのならあまり深く考えないで、まず働いてみてはどうでしょう。

上司・同僚からの声

伊藤さんってどんな方?

同僚の方

伊藤さんは、とても明るくハキハキしています。ご利用者様に対しても分け隔てなく、持ち前の明るさを活かし関わることで、ご利用者様の笑顔が多く見受けられるようになりました。ご利用者様、職員、みんなから人気があると思います。

あとがき

『現場が好きなんで…』と熱心に取材に応じてくださった伊藤さんに介護職への誇りを感じました。(担当:川添)