13 #地域を支える方のインタビュー

入居者様の笑顔を増やしたい

白石 喜世 さん

勤務施設
特別養護老人ホーム サニーポート小名浜(いわき市)
就職時期
令和2年10月
取材時期
令和3年9月27日

Chapter.01

福祉(介護)の仕事を始めたきっかけ

小学校の職場体験活動で介護老人保健施設を訪問した時に、職員の方と楽しそうにゲームをやっている入居者様の笑顔に感動しました。高校生になり、近くの施設から「ボランティアに来ませんか」という案内が学校にあり、友人と参加しました。こうしたことがきっかけとなり、ますます自分の介護で入居者様の笑顔が見たいと感じ、県外の専門学校に進学しました。

Chapter.02

福島で働こうと思ったきっかけや経緯

専門学校を卒業し、茨城県の高齢者施設に就職しました。東京都内で働いたこともありましたが、ずっと家族のことが気になっていました。今回、母親が体調を崩したことがきっかけとなって、地元いわき市に戻ってきました。

Chapter.03

福祉(介護)の仕事の魅力・やりがい

入居者様の笑顔を見ることが一番です。小学生の頃の体験が今につながっているかもしれません。人見知りで初対面の方と話すのは苦手ですが、少々つらいことがあっても、出勤すれば入居者様が笑顔になってくださるよう頑張ろうと思えます。

上司・同僚からの声

白石さんってどんな方?皆さんの様子は?

同僚の方

業務を把握し、自分が何をすれば良いかを理解して行動しています。他の仕事を頼んでも快く実行してくれて、頼りになる職員です。

入居者様が食事中に手が止まっているのを見つけると「どうしましたか?美味しいので、もう少しどうですか?」と声をかけ、白石さんがいつも入居者様の様子を見守っていることが分かり、心強く感じています。

白石さんが入職したことで、他の職員にも余裕ができ、入居者様のサポートが密にできるようになりました。

同僚の方

入居者様に対し、その方にあった色んな話をしていてコミュニケーションが上手です。常に笑顔で、笑う時も大きな声を出し明るい雰囲気づくりをしています。

入居者様と同じ目線に立って傾聴していて、塞ぎ込む方には、散歩に連れ出して草花を見せるなどメンタルケアを行ったり、その方の思いを素早く理解して対応しているので、皆さんから好かれています。

あとがき

『私、人見知りで…』と言葉少なめな白石さんでしたが、語られる言葉や職場の方からのメッセージを通して、介護職に対する熱量を感じました。ありがとうございました。(担当:川添)